津波から身を守るために

南海トラフ地震発生後、国の想定では最も早くて1時間50分で津波の第1波が大阪市に到達するとされています。

大阪市では津波等の水害から市域を守るために防潮堤を整備していますが、東日本大震災の教訓を踏まえ、大阪市域に津波警報・大津波警報が発表された場合は、速やかに避難してください。

【津波浸水想定】大阪市浪速区

下図は南海トラフ地震により津波が発生し、防潮堤に設置されている防潮扉などが閉められなかった場合の浪速区を想定しています。

南海トラフ巨大地震

(マグニチュード9.0~9.1)

クリックしていただくと大きな地図が出ます。
  • 速くて力が大きい

沿岸部でも津波は短距離選手なみのスピードでせまってきます。また、くるぶし程度の波でも力が大きく、立っていることができません。

  • 津波は川をさかのぼる

津波は川をさかのぼってきます。沿岸部に限らず、河川流域でも津波に対する警戒が求められます。

  • 繰り返しやってくる

津波は繰り返しおそってきます。警報、注意報が解除されるまで避難している高い場所にとどまりましょう。

  • 引き波があるとは限らない

津波が来る前には、引き波があると言われることがありますが、前触れなく津波が来ることもあります。

避難のポイント

津波から身を守るためには、少しでも早く、高いところに避難しましょう。

  • 地震の揺れの程度で自己判断しない

揺れが小さくても津波が起こることがあります。小さい揺れであってもまずは避難しましょう。

  • 避難に車は使わない

原則として車で避難することはやめましょう。渋滞により避難が遅れる場合があります。

  • 「より早く」、「より高く」逃げましょう

浸水が始まってしまった場合は一刻を争います。「遠く」よりも「高い」場所に避難しましょう。近くのマンションやビルの3階以上に逃げ込むようにしましょう。

津波避難施設 (津波避難ビル、水害時避難ビル)

平成25年8月の大阪府による津波浸水想定結果を踏まえ、市民の皆さんが津波から一時的または緊急に避難・退避する施設として、西淀川区、此花区、港区、大正区、西成区、住之江区、淀川区、福島区、西区、浪速区、北区、都島区、中央区、旭区、城東区、鶴見区、住吉区を対象に津波避難施設の確保を進めています。公共施設については順次指定を進めており、民間施設についても民間企業の協力のもと協定を締結し、津波避難施設の確保に努めています。

津波避難施設の指定状況については、危機管理室ホームページをご覧ください。

大正橋の津波碑

嘉永7年(1854年)の大地震による大津波の被害は甚大でした。その模様を記録し後世に対する戒めを伝えるのが、大正橋東詰(北側)にある安政2年(1855年)7月建立の安政大津波碑です。

所在地:大阪市浪速区幸町3丁目9番

碑 文:「大地震が起きた場合には、必ず津波が襲うものと心得るべき」

※この記事および画像は大阪市危機管理局作成の市民防犯マニュアルを参考参照引用転載しています。