賃貸借契約はなぜ利益相反が少ないのか

不動産取引における利益相反】の続き

何故街の不動産屋が借りる側の媒介人になるのがほどんどかというと売買は売る人も買う人も契約は一つってのがほとんどですが、賃貸借は貸す人が一人で複数の方と契約を結びますが、借りる人の契約は一つというのが通常だからです。

売買と賃貸の違い(契約時)

賃貸では多ければ数百部屋ある物件を利益相反になる可能性のあるA媒介人のみで借主を見つけるのは現実問題として難しいので、どうしてもB媒介人にも手伝ってもらう必要があります。

売買ではA媒介人とB媒介人は各々1つではあるが、賃貸はA媒介人が1つでB媒介人が複数となるので借りる側の媒介人となるのがほとんどとなるのです。

※A媒介人は元付業者、B媒介人は客付業者と呼ばれます。
賃貸では一般的にA媒介人を管理会社と呼んでます。(募集のみで管理していないのも有り)

管理会社の無い賃貸物件

管理会社(募集のみも含む)が無く貸主が自主管理している物件ではこのような感じになり、利益相反になる可能性のあるものもあります。

でもこのパターンは物件情報が業者間で流通しづらく、貸主のデメリットが大きい為に最近は少ないです。

そういった理由で賃貸借契約では利益相反が少なく、B媒介人は依頼人である借主の為だけに最大限の努力を行うのです。

そういえば〇〇って不動産屋でええ加減な仕事をされてクレームを言ったら「手数料ゼロやから」って言われたってお客さんが言うてたわ。
知らんけど。