相続の順位

人が亡くなると同時に相続という法的な事象が生じます、その相続に関係あるはなし。

基本用語:被相続人=亡くなった人 相続人=亡くなった人の財産を引き継ぐ権利のある人=法定相続人

相続人には順位がある

相続人は順位が決められていて、その順位によって貰える財産の多さにも違いがあります。
今回はその順位について書いていきま!

すべて被相続人(亡くなった人)から見ての関係な。

第1位:配偶者、該当者1名のみ
配偶者とは婚姻関係にある夫もしくは妻のことを言います。
ぶっちぎりの1位ですわ、それも単独で。
当然と言えば当然やな、被相続人の財産は配偶者の存在あってこそ成りえたものだと思うので。
ちなみに内縁関係の配偶者は相続人にはなりません!
実態はともかくそれを認めてたら「内縁関係でしてん」って現れてくる内縁関係詐欺みたいな奴が出てくるかもしれんからな。
カンチョクト夫婦が仮面夫婦かどうかは軍事評論家の大西さんしか知らんけど、書類上でお互いは配偶者として判断されるで。

配偶者

第2位:子や孫(直系卑属)、該当者1名~複数名
子がこの位置に付いてます。
子というのは必ずしも配偶者との実子だけでなく、前配偶者との子、内縁との子、愛人との子、養子といった被相続人からみて子供すべてが該当者となるで。
内縁との子、愛人との子といった婚姻関係にない者との子(嫡出子ではない子:非嫡出子)はいわゆる認知することで親子関係となり該当者となる。
ただ母子は認知する必要もなく分娩の事実で十分のため認知するのは父子が一般的やな。
もし子供が被相続人より先立っていた場合は孫が子の代わりに相続人となる。

この本来相続人予定だった人[下の図では子(故人)]が既に亡くなっていてその分を孫に相続する事を(代襲相続)っていうんやで!代襲相続はメチャメチャ重要!

ちなみに胎児も既に生まれたものとみなします。しかし死産となった場合は適用しない。(民法第八百八十六条)

第3位:父母や祖父母(直系尊属)、該当者1名~複数名
上記2位の該当者がいない場合のみ相続人となります。(配偶者の有無問わず・子供無しの場合)
第3位の中でも順位があり、父母が優先されます、父母がすでに故人の場合のみ祖父母となる。
細かく言うたら父母が3位で祖父母は3.5位ってとこで近い順ってことやな。

追記、養親も直系尊属に含まれるから該当者は複数名になる場合があります。

母が存命の場合
父母が亡くなっている場合

第4位:兄弟姉妹やその子:該当者1名~複数名
上記2位~3位の該当者がいない場合のみ相続人となります。(配偶者の有無問わず・子供無し・直系尊属他界の場合)
もし相続人である兄弟姉妹が故人となっている場合はその子(甥や姪)が代襲相続人となる。

第1位である配偶者と2位の子(孫)は必ず相続人に該当します。
3位4位は2位がいない場合においてのみ相続人となり、1位の配偶者の有無は無関係です。
この順位で相続人になった人を法定相続人っていうねん!メチャクチャ重要ポイント!

特殊な例
再婚相手の連れ子は相続人となるのでしょうか?
連れ子の場合は養子縁組を行わないと養親の相続人とはなりません。

養子縁組については普通養子縁組と特別養子縁組があります。
違いについてここでは触れませんが、この場合ほとんどが普通養子縁組となり『配偶者の前配偶者(実親)』の相続人にもなります。

連れ子

普通養子縁組ってちょっと緩いというか「そんなんええん⁉」って感じなんやけどそれはまた別の話

こんなにぎょうさんの人が相続人となるから現金のみの分割でいけたら簡単なんやけど、実際は不動産が絡む場合が多くてそうもいかないのが相続。
投資用の物件なら相続後の各々の持ち分で果実(利益の事)を分けたらええけど、自己使用やったら使用している者以外は持ち分あっても何ら果実を生むことがないから現金のほうがええわな。

そんな相続にまつわる不動産の相談をやってますよ!

これが今回の一番重要な箇所(笑)