えらい上から言うてるようなタイトルで始めよるな!何様やねん!
って思われたかもしれませんけどごめんね。m(__)m
お部屋探しのヒアリングで聞かなあかん重要な事の一つに職業絡みがあります。
なんで職業とか聞かなあかんのん⁉って疑問に思われる方は少ないでしょう、でもあえて理由を言います!
どないして家賃払っていくん?
どないして払うんか貸す側に言わなあかんし、説明を求められたときに答えるため、ご想像の通りの理由です。
このどないして払っていくんか?
この言葉って今ではなく未来についてやん。
そやから現時点での立場(職業)も重要やけど、どないか言うたら今後の確定している立場(職業)の方が重要なんよね。
例えば東京から大阪に引っ越しするとしよう。
- 東京で一流企業に勤めている、退職して大阪に来てから仕事を探す。
- 東京で無職、大阪で就職先が決まっていて就職の為に引っ越しをする。
- 東京で一流企業に勤めている、転勤で大阪に引っ越しする。

これやと1.の人は部屋探しの申込時点では一流企業勤めやけど、今後の就職先が確定してないから無職として推定されますねん。
2.の人は現時点では無職かも知らんけど、今後の就職先が確定しているから問題ないんですわ。
3.の人は言うまでもなく立場は変わらんわな。
自分で今の状況とこれから先の状況を理解してはるんやったら全然ええんです。
でもすごくズレてる方もいてるんです。
支払源泉(職業)での例を2つほど
「現在フリーターやけど〇月から◇◇社で正社員で働く予定やねん」
「採用通知とかって貰いました?(出ますか?)」
「口頭で言われただけやからそんなんはまだ貰ってへんわ(まだ出えへんと思うわ)でも正社員です」

採用通知が出なければ確定とは言えないのでフリーターとしての部屋探しです。
でも当人は◇◇社で正社員で働くつもりです。
「生活保護で部屋探してんねん」
「現在すでに生活保護を受けてはるんですか?」
「まだやで!仕事見つかれへんからこれから申請しよう思てるねん!」
これも生活保護受給が確定では無いので扱いは無職での部屋探しです。
でも当人は生活保護を受給できるつもりです。
このズレてる方の特徴として自分でコントロールできない部分(自身に決定権が無く他者にあるもの)を考慮しない方、いわゆる自己中心的な方が多い気がします。
的確なヒアリングを行い現状と今後を把握したうえで対応してくれる不動産屋であればええんですが、
もしそうではない不動産屋に相談した場合は『どないして家賃払っていくん?』の支払源泉が不動産屋もズレてもうてるから最重要とも言える入居審査に影響する可能性もあります。
今はお部屋を借りたいと思ったら昔の様にわざわざ不動産屋に紹介されなくても自らインターネットで物件を探す時代になってきてます。(そのインターネットで紹介をしてんのがそもそも不動産屋やけど)
せやけど賃貸の場合は売買と違ってお金があれば買えるというものではありません。
これからの不動産賃貸仲介は物件紹介よりも的確なヒアリングやアドバイスが出来て契約に至れることが重要になるんちゃうかな?
さっきと同じこと言うけど、賃貸はお金があればOKとちゃうから契約でけへんかったらなんぼ探しても絵に描いた餅やで!

知らんけど!