数次相続と再転相続①

人が亡くなると同時に相続という法的な事象が生じます、その相続に関係あるはなし。

まだ前の相続が終わってないのに・・・

被相続人(以後『Aさん』と呼ぶ)が亡くなって遺産分割協議前や最中に相続人(以後『Bさん』と呼ぶ)が亡くなってしまうっていうのは実際に結構あると思うんですよね、特に配偶者は年齢も近いというのが多いでしょうから。

そのBさんが生前にAさんの遺産を相続することを承認していた場合、もしくは承認か放棄かの熟慮期間(相続の開始を知った日から3ヶ月)内に亡くなった場合があります。

Bさんが生前に承認までしていた場合は数次相続と言います。

Bさんが生前に承認も放棄も決める前に亡くなった場合は再転相続と言います。

今回は数次相続について書いていきます。『再転相続についてはコチラ

数次相続とは⁉

先ほど書いたように亡くなったBさんがその前に亡くなったAさんの遺産を相続すると意思表示してその『Aさんの遺産分割協議が終わる前にBさんが亡くなった』場合を数次相続と書きました、これを1次相続と言います。
でそのBさんを被相続人として行われる相続を2次相続と言います、その相続人(以後『C達』と呼ぶ)ももちろん関係します。

図で見たらこんな感じ。

ほな遺産の流れはどないなるかというと

まずBさんはAさんの遺産の相続を承認しているので負債も含めBさんの遺産に組み込まれます。当然相続税が発生するのであれば納税は必要です。

そのBさんの遺産をC達は相続するのか、放棄するのかを選択するのである。
選択の基準はBさんがAさんの遺産の相続は承認しているので、C達はAさんとBさんの遺産を合わせて負債の方が大きくなければ相続となるんちゃうかな?

Aさん(死亡時の遺産)Bさん(死亡時の遺産)C達
1000万円2000万円もらうで
-1000万円2000万円もらうで
1000万円-2000万円やめとくわ
-1000万円-2000万円やめとくわ、そもそもなんしに承認してんねん
C達の判断(心の中)

相続相談の仕事待ってるで!

基本用語集:続々追加予定

【あ】
姻族:配偶者の血族

【か】

【さ】
再代襲相続人:代襲相続人の更に直系卑属に相続権が移る事。傍系には非適用
数次相続:相続人が承認後で相続協議中などに亡くなった場合に起こる相続
相続人:亡くなった人の財産を引き継ぐ権利のある人、法定相続人と呼ぶ
尊属:自分より上の血族、姻族

【た】
代襲相続人:被相続人の子が既に故人のため、代わりに相続する子の子(孫)みたいな感じ。同位扱い
嫡出子:婚姻関係にある男女から生まれた子
直系:自分のルーツ(ルーツってのは養親や養子を含む)

【な】

【は】
被相続人:亡くなった人
卑属:自分より下の血族、姻族
傍系:自分のルーツの途中で枝分かれした血族

【ま】

【や】

【ら】

【わ】